カテゴリ:美術館( 12 )

空海と密教美術展

行きたい。行きたいと思っていながら なかなか時間のとれなかった
「空海と密教美術展」にやっと出かけてきました。
     
     
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連休の中日 混んでいるだろうな・・・とは思ったものの
上野についてあまりの人ごみに 早々にめげます。

ただ子供が多かったので 半分は動物園のほうへ流れ
途中の科学博物館で3分の2が消え・・・
それでも東博で30分待ち。
なんのなんの 長谷川等伯のときには90分待ちをこなしたのだからと
自分を元気づけようと思っていましたが
夏の疲れで体力に自信がナイ(汗)
館内に入れてしまえば きっと仏さまが守ってくれる。
心の広い仏さまだから キリスト教徒だって助けてくれるだろう(笑)
東博も心得たもので 日傘の貸出があったり 給水所も設けてくれて いたれりつくせり。
熱中症対策ですね。

私は並んで待っているあいだ 隣りのおじいさん おばあさんたちと
世間話などして ずいぶん気が紛れました^^



館内では まず書のコーナー。
空海は三筆の一人だったんですよね^^
千年以上も前の直筆が克明に残っている。墨と紙の保存の良さにびっくりです。
そして 内容はわかりませんが 字が今の字と同じものもあるので
字の形の良さが 素人でもよくわかります。
「うまいな~」と つい指で空をなぞってしまいます(笑)

そして「風信帖」
子供のころ お習字のお手本で真似して書かされていた字が
これだったとは!!
ン十年たって 点と線が繋がったような(笑)

ほかにも ところどころ見覚えのある字が。
自分も覚えのないところで 臨書で使っていたようです。


京都の東寺にある立体曼陀羅。
一昨年も見てきました。
本来 一番偉いはずの大日如来は重要文化財なのに 端っこの四天王は国宝という(笑)
今回 国宝ばかりが江戸にお出ましになっていました。
でも こればかりは21体が揃っていないと ありがたみが薄れるかな。


今の日本 震災に台風。
もしかしたら これからインフルエンザがはやるかも。
昔の世なら 各地に護国寺を建てたことでしょう。
大仏をつくったかもしれませんね^^


そして上野といえば パンダ
      
  
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 ドクロベエじゃないよ
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by kamakuracom | 2011-09-25 13:18 | 美術館 | Comments(2)

ドガ展

横浜美術館での「ドガ展」を見に行きました。
娘のお稽古ごとでバレエと関わりをもちはじめ
あまりのメンドクササに辟易となりながらも
やめさせることができなかったのは
私が小さいときに 世界の画集の中でドガの絵ばかりを
選んで見ていたことと関係があるように思います。

きっと あの透けるようなチュチュに憧れていたんでしょうね。

自分が踊りたいとは思わなかったけど
(それに近くにバレエ団などなかったし)
あの衣装は 着てみたいと思っていたんだろうな。

記憶の中にある ドガの踊り子はかわいらしくて
あどけない少女が楽しそうに踊っている姿だった。

・・・けど 今回日本に来ているのはそういう表舞台のバレエリーナの絵ではなくて。


いつもは絵を見ている時間が長いちびすけも 珍しく私と同じくらいに出口にきていました。

デッサンが・・・とか 画質が・・・とか
そういう問題じゃなくて
踊り子が 娼婦や裸婦と同じ線上で並べられている 今回の会場のコンセプトが
期待と違っていたかな。
愛らしい踊り子を描いた絵もあるのにな。日本に来てよ~!

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エトワール・ラ・テ
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by kamakuracom | 2010-12-26 14:11 | 美術館 | Comments(2)

「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」

東京で美術館に行こうとすると どうしても混雑とたたかうことになります。
それが 日本人の好きな印象派だとすると 必至ですね^^
なんとか 少しでも空いている時間は・・・と金曜の夜に
国立新美術館「オルセー美術館展 ポスト印象派」に行ってきました。


もともと絵を見るのは好きなのですが 画法などは全然わからないので
描かれている絵の中の物語や 伝えたいことを読むのが好きなんです。
だから自然と キリスト教の絵や 神話の絵
ルネッサンスやバロック時代の絵ばかり見てしまいます。

ですが今年は印象派イヤーで 日本中が印象派に染まっているよう(笑)
特別 印象派が好きというほどでもなかった私ですが
テレビでも 散々印象派について勉強させられている(?)うちに
だんだんと 見るべきところがわかってきたような。
  

たしかに もうすぐ閉館の夜の美術館で モネの「睡蓮の池」を
一人占めでみていると たしかに良いですね!
光の一瞬をとらえたかった・・・なるほどね~


そして モローの「オルフェウス」
妖しい雰囲気で 怖いけど目をそらせられない
ずっと見入ってしまう。
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これが来てくれるなんて オルセー美術館 工事万歳!
フ・・ランス万歳!・・・バタっ
 
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by kamakuracom | 2010-07-30 17:42 | 美術館 | Comments(0)

「燕子花図」

高校時代に習った「かきつばた」を盛り込んだ 和歌

からころも きつつなれにし つましあれば・・・

あれ!? その先なんだっけ?
夫に聞くも

からころも きつつなれにし つましあれば・・・

あれ?

こういうこと多いんですよね~。
覚えているようで 忘れちゃうこと(笑)


根津美術館で光琳の 「燕子花図」をみてきました。

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日本画って繊細なような気がするけど 結構大胆に描かれていますよね^^
このかきつばたも お花は愛らしく咲いていますけど
葉っぱなんて 力強い。


GW中は 美術館のお庭も新緑がきれい!
本物のかきつばたも満開でした。

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で、和歌のほうは

「唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」
でしたね^^



せっかく根津美術館に行くのだから 帰りに根津神社によってつつじも見よう~♪と
考えていたら・・・
そうだった! 根津美術館は根津さんが作った美術館で 地名じゃない!
根津神社とは 遠く離れている。
思いこみって 恐ろしい(笑)
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by kamakuracom | 2010-05-07 20:05 | 美術館 | Comments(0)

「ハプスブルク展」

そうそうに国立新美術館で開催されている「ハプスブルク展」に行ってきました。
なにかと 縁の深い ハプスブルクですからね(笑)
楽しみにしていました。
キャッチコピーは「ベラスケスもデューラーもルーベンスも、わが家の宮廷画家でした」
こんなコピーを聞かされては 行かないわけにはいかないでしょう(笑)

去年 どれほど見ても見あきなかった「エリザベート」

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宮廷画家さんが描くものは 本物よりも良く描いてくれるのが当然でしょうがww
彼女は写真も残っていて 実際に美人だったことがよくわかります。
だからといって 幸せな人生じゃなかったことは 周知の事実ですよね~。
本当に 黄泉の帝王に愛されてしまったんでしょう。この美しさだもの。


さて ムリーリョのおっかけ(笑)の 私としては スペイン絵画のブースにかけつけます。
大天使ミカエルも ムリーリョにかかると ちょっと紗がかかった美少年。

そして 「聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ」
ムリーリョの描く子供は なんて愛らしい。
ぷくぷくとした幼児体型の イエスさまと 洗礼者ヨハネ。
大工仕事をしている ヨセフさまと 針仕事をしている マリアさまのそばで
十字架をつくって遊んでいます。
30年後には この十字架にかかって死んでしまうことがわかっている 私たちには
愛らしい姿も ほほえましくも悲しい。

「幼い洗礼者聖ヨハネ」は

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最期 こんな姿に。「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」

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なんてことでしょう。

もうこんな帝国ができることはないでしょうけど
芸術が栄えるのには 財力も必要ということでしょうね。
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by kamakuracom | 2009-10-06 14:48 | 美術館 | Comments(0)

フランス絵画の19世紀

自分の中の「きれいなもの貯金」が底をついてしまったような気がしました。
宝塚もみていないしな~。

近場で・・・と 横浜美術館の「フランス絵画の19世紀」を見てきました。
そうそうたる画家の名前を連ねていますが 有名すぎる作品はきていません(笑)
そこが 上野と横浜の違いなんですよね^^
でも 上野ほどの混雑がないのが 嬉しいです。
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「ヴィーナスの誕生」

他にも 私の好きな宗教画もあったりして 少しエネルギーを補給できました。

次の日には ひさしぶりに横浜パークホテルの70階 「シリウス」でランチ。
クレープは 目の前でブランデーに火をつけて焼いてくれます。
ココナツアイスをのせて
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この日は ハワイフェアとかで ハワイアンの生演奏つき。
そして かわいらしいハワイのお洋服(花柄でふわふわのスカートとか) 
髪にお花をつけてという女性がたくさんきていました。
それが ふりむくとビックリするような おばあちゃんだったり(笑)
女性は いくつになっても 人生を楽しんでいますね~。
私も こんなおばあちゃんになれるかしら^^

「シリウス」からの眺め
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ランドマークタワーといい 横浜美術館といい この「シリウス」からの眺めといい
私が子供のころの横浜にはなかったものです。
横浜といえば 元町 港  馬車道 高島屋・・・
桜木町は このビル群とは 駅をはさんで反対側。
紅葉坂にある図書館にせっせと通ったくらいで いま栄えている側には
なにがあったのかさえ 知らなかったくらい。

いつの時代でも あのおばあちゃんたちのように「今」も 楽しめる人になれたらいいな。

とりあえず 来年のボルゲーゼ美術館展までは 長生きしなきゃ(笑) 
 
 
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by kamakuracom | 2009-08-13 09:29 | 美術館 | Comments(0)

「アジアとヨーロッパの肖像」

教会のあと 葉山の近代美術館まで行ってきました。
「アジアとヨーロッパの肖像」展が今日までだったからです^^

人物画だけをとりあげている 美術展でこんな視点で絵を集めているのも
変わっていますね。
西洋人や 日本人の肖像画は見なれているものの
アジアの人の絵は 珍しく 面白かったです。
アジアでも 国によって顔はちがうものなんですよね~。
「みんなちがって みんないい」みつを
なんてね^^

写真の展示もありました。
いたって普通の家庭のカメラで撮ったスナップが集められているもの。
私が子供のころ 家族でこうやって記念写真をとったな~とか
おばあちゃんの家には こんな写真が残っていたな~とか
これが 一番興味深く見られたかもしれません。

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by kamakuracom | 2009-03-29 19:00 | 美術館 | Comments(0)

「源氏物語展」

横浜美術館にで 「源氏物語展」を見てきました。

・・・いや~ 混んでいました(笑)

絵が好きな人。
お習字が好きな人。
源氏物語が好きな人。

集まってくるのでしょうね^^

源氏物語のお話がよくわかるように 展示してあったのは
さきの そごう美術館の「源氏物語絵巻」のほうに軍配があがりますが
今回の展示は 源氏からひろがっていった文化が よくわかるような
展覧会でした。

あの膨大な物語を 印刷技術もない時代 手で写しても読みたい!という欲求。
よくわかります。
手元において また読み返したくなる本です。

秋の夜長 私も「源氏物語」でも 読もうかな~。
まずは 「あさきゆめみし」豪華本を大人買いしようかな(笑)
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by kamakuracom | 2008-09-22 09:01 | 美術館 | Comments(0)

「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」展

損保ジャパンといえば 東郷青児美術館^^
「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」展に行ってきました。

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アンドレ・ボーシャンは 測量技師として軍で働いていただけあって
風景の緻密さ 建物の正確さはとても感じられるのですが
そこに人がはいると 微笑ましい。
いい意味で緊迫感がないんです。

人物画を わざとそのようにかいているのか それとも 人物画の基礎がなくて
そう描いているのか・・・(笑)
そう 子供の絵に似ている。

かといって 胸を打つものがないかというと それが そうではないのです。

なんというか平和な気持ちにさせられるのです^^

二人に共通するのは 人生の後半になってから 絵筆をとったということと
どちらも 人から勧められて絵を描き始めているのです。

人から期待され 人に喜んでもらえ・・・。
絵からも幸せが 漂ってくる気がしました。

その昔 娘がアトリエに通っていたころ 賞には縁のない娘でしたけど
出展すれば必ず 上野の美術館に出してもらえる絵画展で
絵と一緒に 記念写真を撮ったこと

「上手だったね~ 個性的な絵だったね~」と 喜びあっていた時を思い出してしまいました(笑)


そして 東郷青児美術館といえば ゴッホの「ひまわり」
こちらは 鬼気迫るものを感じます。

絵なくしての人生は 考えられないであろう ゴッホの叫びが聞こえてきそうで
涙ぐみそうになります。(泣かないけどww)

絵の才能も違うのだろうけど・・・ どちらが幸せな人生だったんだろう?
この二人の老人画家と 若くして亡くなってしまった 絵に魂をとられてしまった画家と。
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by kamakuracom | 2008-07-29 00:46 | 美術館 | Comments(2)

コロー展

日本人に人気の高い印象派は 実はそれほど そそられない(笑)
でも その元になったと言われているコローは好きな画家だったりします。

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子供のころ 読んだ本で 絵の中に遊びにいける・・・という話がありましたが
コローの森の絵を見ていると そのまま吸い込まれてしまいそう。

ファンテーヌブローには シャロンがとりまきたちと踊っていたりするのかしら?

森の中にミューズがいると コローは言ったそうですけど
森のすぐ近くに住んでいる 私の肩にもミューズはとまっているのかもしれません。
・・・でも あまりの肩こりで気がつかないんだわ(涙)

舞台芸術が好きだというのも うなずけます。
コローの絵は バレエの背景につかわれそうな感じなんですもん。

そして 私がコローを好きなのは その人間性がまっとうなところ(笑)
芸術家なのだから エキセントリックでもかまわないのですけど
常識的で 人に親切だったらしいエピソードを聞くと 
「いい人なんだな~」と 好感度アップです(笑)
あまりにも保守的ですね^^


上野の森で 深呼吸して 美術館の中でもマイナスイオンをあびて(笑)
ずっと忙しくしていて 眉間にシワがよっていたのが 少し伸びたような^^

美術館は 六本木も見やすいですけど この上野は昔なじみのようで
一番ホッとします。
そして 企画がうまくできていると思います。
いつも 新国立のほうでは 物足りなさを感じてしまうんですよね。
・・・ここでも 保守的なのかな?(笑)
 
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by kamakuracom | 2008-07-08 21:31 | 美術館 | Comments(0)