私は幸せになるためではなく 女王になるために生まれてきたのです!(エリザベス1世の花ちゃん) 先日 帝国劇場にて「レディベス」を観てきました。 「罪人を召し出せ」という本や ちょうど母校の英文学の先生のイギリス史の講演会を聞いたりした後でしたので 興味津々。 楽しみに出かけてきました。 アン・ブーリンやブラディ・メリー いったい悪者は誰?と血塗られたイギリス王家の歴史ですが 諸悪の根源はヘンリー8世ですよね!? 女性の皆さん!(笑) ヘンリー8世の長女 美人とはいえないメアリー女王(未来優希)がカトリックのスペイン・イケメン王子に入れあげて プロテスタントを弾圧する「悪魔と踊らないで」の歌。 アン・ブーリンの亡霊(和音美桜)が娘 レディベスに「愛を選びなさい・・・。」とうたう歌。 宝塚出身の女優たちの歌のうまさと言ったら さすがですね。 そしてテニミュ出身の加藤和樹くん。レディベスの恋人になるロビン役。 遠くから見ても目鼻立ちが際立ってかっこいい!眼福です^^ 最近は宝塚とテニミュ出身のミュージカルスターが増えてきましたね。 主役のレディベス。のちのエリザベス1世は 花總まりさん。 娘役が帝劇のタイトルロールをとれるようになるとは。 本当に嬉しいです! いつまでもドレスがお似合いで、聡明なレディにぴったりな配役でした。 ただ 未来さんや和音さん 涼風さんに比べると声が細いかな? 上手なんですけどね。 それでも最後に恋人とも別れ女王として生きる決意をするあたりの威厳は 宝塚でトップを何年もはっていた人だからこそ出るもの。 背中からメラメラと青い炎がのぼっているようでした。 愛を選ぶのではなく国家を選ぶ主人公は 東宝ミュージカルだからなんだろうな~。 そして愛至上主義の宝塚では 王様の地位を捨て恋しい人とともに生きることを選択する「エドワード8世」が 上演されるのね^^とちょっと面白く考えてしまいました。 ちょうど私が観劇した日は (知らなかったのですが)出演者たちから 「楽屋で愛用しているものプレゼント」の日でした。 出演者がチケットの半券をくじでひくのですが アスカム先生役の石丸幹二さんや 涼風真世さんが 「字が小さくて見えない」と(笑) いや~ん 親近感^^ 昔 妖精だったカナメちゃんが(笑) 終演後に ○○年ぶりに東京会館で「マロンシャンテリー」をいただきました。 昔なつかしい^^
by kamakuracom
| 2014-05-23 16:30
| 観劇
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